とりあえず毎日書きたい日記

アラサー女の続いてること続かないこと

マイクマイクちゃん

イマジナリーフレンド、という言葉を知ったのはつい最近だ。

しかし私には幼い頃それがいた。らしい。

母親が可笑しそうにそれの話をする。

幼い頃の私が、2階の部屋で“マイクマイクちゃん”と遊んでいたことを報告するのだ、と。

母はそれの名前含め面白く思っていたそうだが、私は全く覚えていない。

“マイクマイクちゃん”の性別も容姿も。
そもそも人間の形をしていたのか、も。


最近仕事も恋愛も上手くいかず、孤独を感じることが多い。

そんなとき私のことをよく知る私ではない誰かに
ただただ側にいて欲しいと思う。

私だけをみて私のことだけを考えてくれる誰かに。


“マイクマイクちゃん”は私にとってどんな存在だったろう。

きっとそんな都合の良い存在ではないだろう。

なにしろ幼い頃の私が作り出した友達なのだから。

もっと、もっと素敵な存在だったはずだ。


もう一度会いたいなどと
ストレスが原因と思われる忌々しい顎ニキビが
私を感傷に浸らせる。