昨日のコウイチのやつ
急に行けなくなったと譲ってもらったチケット
それならばと無理矢理とらされた有給休暇
休みなんて土日だけで十分なのに法律がそれを許してくれない
私には人より多く仕事をこなすことしかできないのに
時間がなければそのアドバンテージだってすぐになくなってしまう
自分の存在意義を考えて憂鬱な足取りで向かった帝国劇場のロビーには
私とは明らかに住む世界の違う、華やかで煌びやかな女性が溢れていた
さらに重くなる足取りでチケットに書かれた座席へ向かう
2階の一番前のど真ん中
これはいわゆる良席というやつではないだろうか
ただでさえ日本一チケットがとれないと言われている舞台らしいのに
こんな席を私に譲ってくれるなんて、私はただの同僚でしかない彼女にこれから何を返したらいいのだろう
頼まれたグッズを買うだけでは決して足りない
そもそも演劇もミュージカルもコンサートでさえ行ったことがない私にこんな席に座る価値はないのだ
なんだか一生分の運を使い果たしたのではないかとまた憂鬱になったところで
幕が上がった
(中略)
主役のコウイチが私の目の前に降り立った
呆然とする私に、一緒に行こうとコウイチが手を差し出す
訳がわからずも差し出されたコウイチの手をおずおずと掴むと
そのまま抱きかかえられ…
え!?私…飛んでる!?
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…みたいな感じやったな
いや夢女の人物説明のが長いっていうね
これ読み返すとまじやばいやつやな~私病みすぎやろ
でもこれたぶんずっと考えていくと、タツヤにも気にかけられて三角関係になるやろな
リカがいるから無理だよ!
現実見ろ!!
(リカにも好かれて百合エンドもいける)